女性の骨盤内には色々な臓器があり、骨盤の底には「骨盤底筋群」と呼ばれる筋肉や、靭帯などの組織があり、骨盤内の臓器をしっかりと支えています。しかし、この骨盤底の筋肉群が弱くなると骨盤内の臓器を保持する力が弱くなり、尿漏れが起こってしまいます。
Dr.吉澤の尿漏れ治療は、独自に開発した「膣前壁補強縫縮術」という手術法と「ビーム法(骨盤内電気刺激法)」という施術を二つ行っています。
「膣前壁補強縫縮術」は膣前壁を縫い縮める時に尿道の後面を補強し尿道のたるみ・曲がりをなおし、傾いた膀胱を立て直すことにより尿漏れを治します。
また、「ビーム法(骨盤内電気刺激法)」は、Dr.吉澤が開発した骨盤の中まで刺激できる器械を使い電極を膣の中に置くことにより、骨盤内全体に通電することで骨盤内の筋肉を強くし尿漏れを治します。
このような悩みはありませんか?
このような悩みをお持ちの女性の多くが当院で施術を受けています。
- 笑った時に尿が漏れてしまった
- 咳やくしゃみで尿が漏れてしまった
- 荷物を持ち上げようとしたときに尿が漏れてしまった
- 立ち上がった時に尿が漏れてしまった
- 走っただけで尿が漏れてしまった
- 急に尿意をもよおして我慢できない
「あっ尿が漏れてしまった・・・」そんな経験ありませんか?
「尿漏れ」の原因とメカニズム
「尿漏れ」の種類と原因
- ①腹圧性尿失禁
- 尿道を閉じる機能がうまく働かないことや、膀胱を支える骨盤底の筋肉群が弱くなっていることが原因で起こります。
- ②神経性尿失禁
- 膀胱に分布する神経、脳から膀胱までの神経経路の障害が原因で起こります。
- ③混合性尿失禁
- 多くの尿失禁は神経的要因、解剖的な要因が混ざって起きます。
※「腹圧性尿失禁」は、手術・施術で治療することができます。
「尿漏れ」のメカニズム
女性の骨盤内は、膀胱・尿道・子宮・直腸などの臓器があり、骨盤の底には、 「骨盤底筋群」と呼ばれる筋肉や、靭帯などの組織があり、骨盤内の臓器をしっかりと支えています。(下左図)
しかし、骨盤底の筋肉群が弱くなると、骨盤内の臓器を保持する力が弱くなり、膀胱が下にさがり、後ろに傾いてしまいます。(下右図)
これが女性の尿漏れの大きな原因なのです。
深刻な問題となっています
上記のように、骨盤底の筋肉群が弱くなり膀胱が下がり、尿道がたるみ、おなかに力が加わると尿が漏れてしまうといった尿漏れを「腹圧性尿失禁」といいます。
長身で細身の人、あまり動かない人、数回出産経験のある女性に多くみられ、最近では若い女性の尿漏れが多くなっています。これは体型のスリム化、やせ願望、生活条件の変化であまり動かないなどが原因です。
女性ならではの「腹圧性尿失禁」
時代、環境が違い「尿漏れ」を引き起こす原因が違っても、いつの時代もこのような悩みはデリケートな問題であり、女性が一人で抱え込んでしまうのです。そのため、外出が怖くなってしまい引きこもりがちになり欝になってしまったりと「本当に深刻な問題」なのです。
統計によれば、40歳代の女性の約30%、出産経験者の約50%が、この尿漏れ症状に悩まされているという結果が報告されています。
尿漏れが恥ずかしく、誰にも相談できず、ひそかに悩んでいる女性が大変多いのです。
Dr.吉澤の尿漏れ治療
膣前壁補強縫縮術 手術概要
- Dr.吉澤が行う尿漏れ手術としての「膣前壁補強縫縮術」
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膣前壁補強縫縮術は膣前壁を縫い縮める時に尿道の後面を補強し尿道のたるみ・曲がりをなおし、傾いた膀胱を立て直すことにより尿もれを治します。
一般的な手術法と違い膣前壁補強縫縮術は、尿道のたるみを広い面で支え、曲がりをなおし、膀胱も押し上げる効果があるので尿漏れ治癒率は90パーセント以上と画期的な手術なのです。余談ですがこの手術は膣の前壁を縫い縮めるので、膣が狭くなるといううれしい効果もあるのです。
- 一般的な手術
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左図のように一般的な手術法として、たるんだ尿道をヒモで引き上げる方法があります。
この手術は、引き上げる力の調節加減がむずかしく、治癒成績はあまり良くありません。Dr.吉澤はこのような手術は行いません。
膣前壁補強縫縮術の図と従来のヒモを使う方法の図の違いを比較してみてください。
ビーム法(骨盤内電気刺激法) 施術概要
- ビーム法とは
- 骨盤内の諸臓器(子宮、卵巣、膀胱、尿道、直腸、骨盤底筋肉群など)は骨盤という強固な骨格で奥深くに守られています。体操をしたりおなかに電気を当てたりしても骨盤の中までは殆ど影響しないのです。
そこでドクター吉澤は骨盤の中まで刺激できる器械を開発し患者さんの治療に使っています。電極を膣の中に置くことにより骨盤内全体に通電されるので 骨盤内の筋肉が強くなり、血のめぐりが良くなり子宮・卵巣の働きが活性化されるなど素晴らしい効果が見られるのです。女性にとっては夢のような器械なのです。

ペルビーム
- ペルビームとは
-
当初ビーム治療は、クリニックの外来でのみ治療していましたが患者さんからの「自宅で治療したい」という希望が多々あったことを受け、家庭用の器械を開発しました。これがペルビームです。
ペルビームの効用
ペルビームの効用は骨盤内の血のめぐりを良くします。いわゆる於血を取り去ることにより子宮や卵巣の機能を活性化するのです。
筋肉トレーニングの機能を使うことにより骨盤底筋群が丈夫になり尿もれが解消しますし、膣の締まり具合も良くなるのです。
ペルビームは次のような症状に効果があります。
- 尿もれ
- 膣のゆるみ
- 不感症
- 冷え性
- 生理不順
- 生理痛
- 更年期障害
- 下腹部・オシリのたるみ
手術概要
膣前壁補強縫縮術 手術情報
膣前壁補強縫縮術 | |
---|---|
手術時間 | 1時間半 |
クリニック滞在時間 | 局所麻酔は2時間半 硬膜外麻酔は5時間 (全て日帰りです) |
麻酔の有無 | 局所麻酔 or 硬膜外麻酔 |
抜糸の有無 | 自然に溶ける糸を使うので抜糸は必要なし |
仕事(通常生活)復帰までの期間 | 翌日から |
腫れ・傷の有無 | 腫れ:なし(外からはわからない) 傷:外からは見えない |
再来院の有無 | 1ヵ月後検診 |
シャワーなどの術後の規制 |
|
- 手術時間
- 1時間半
- クリニック滞在時間
- 局所麻酔は2時間半 硬膜外麻酔は5時間 (全て日帰りです)
- 麻酔の有無
- 局所麻酔 or 硬膜外麻酔
- 抜糸の有無
- 自然に溶ける糸を使うので抜糸は必要なし
- 仕事(通常生活)復帰までの期間
- 翌日から
- 腫れ・傷の有無
- 腫れ:なし(外からはわからない) 傷:外からは見えない
- 再来院の有無
- 1ヵ月後検診
- シャワーなどの術後の規制
-
- シャワーは翌日から
- 術後1ヶ月は性交禁止
あくまでも、平均的な目安です。
手術・治療費用
手術・施術 | 費用(税抜:保険適用外) |
---|---|
膣前壁補強縫縮術 | ¥500,000 |
ビーム法(1回40分) | ¥10,000(1回40分) |
手術費用は、基本料金です。ほとんどの手術は基本料金+消費税で行うことができます。
ただし、初回診察料2,000円・再診料1,000円・手術後の薬代5,000~20,000円が必要です。
また、他院で行った手術のやり直しやヒアルロン酸などの異物注入をした人の場合には基本料金に+30,000円となりますのでご了承下さい。
Dr.吉澤の想い
- まずは、相談に・・・
- 「まだ若いのに…」「もしかして何かの病気?」などと不安に思ったり、恥ずかしくて人に言えなかったり、外出できなかったり、などなど悩んでいる方も多いと思います。
成人の女性を対象としたある調査では、回答者の30%以上が尿漏れを経験しているという結果も報告されています。
しかし、「恥ずかしい」「年のせい」「自然に治るかも」「死ぬわけではないから」といった理由で、実際に病院などを受診した人は全体の1割にも満たないのが現状です。
間違った情報に翻弄されず、正しい知識を持ってください。「尿漏れ」は、きちんと治療すれば治ります。
生活に影響を及ぼし、生活の楽しみを奪う「尿漏れ」は積極的に治療しましょう。
- 「尿漏れ」治療はベテランドクター吉澤にお任せ下さい!
- Dr.吉澤は、産婦人科で15年以上、美容外科で30年以上、この道のベテランドクターです。
産婦人科時代は、お産や子宮ガンの手術に明け暮れていました。その頃の経験・知識・研究が、今の「Dr.吉澤」の尿漏れ治療の土台となっています。私が自信を持ってオススメできる「尿漏れ」の治療法には独自に開発した手術法・ビーム法の二つがあります。
手術・施術の副作用(リスク)等
基本、手術・施術においてはその内容により注射をしたりメスを使ったりいたします。
主な副作用(リスク)
麻酔などの注射の場合・・・ 腫れ
メス・電気メスの場合・・・ 腫れ・傷・出血
※傷跡を目立たなくするのが美容整形です
稀な副作用(リスク)
※副作用には個人差があります
熱感・発赤などを感じることがあります。
麻酔液・注射液には必ず「アナフィラキシーショックに注意」と記載がありますが、それに対する準備は常に整っております
手術・施術時もしくは術後における考えられる副作用(リスク)等
- 症例には個人差があるため、患者さんの理想通りできない場合がある
- 術後の経過は個人差がある
- どんな手術・施術でも患者さんの過度な期待に添えない場合がある
- 吉沢クリニックにおける副作用(リスク)等の回避策
-
Dr.吉澤による完全主治医制
吉沢クリニックではDr.吉澤が最大の注意を払い、手術・施術の確実性を心がけ患者さんに安全と安心を、そしてコンプレックスからの解放を願い40年以上他医に任せる事なく一人で患者さん一人一人に真摯に向き合い丁寧に手術・施術を行っております。
当院では、全ての患者さんに終始一貫した常に安全でハイレベルな医療を提供するため、診察からアフターケアまでDr.吉澤が一人で行います。
徹底したインフォームドコンセント
当院では、診察の際(術前)に患者さんの悩みを聞き、現状を把握し一番適切な手術・施術方法を提案いたします。
その際メリット・デメリットも含めきちんと説明し、手術をする・しないは、患者さんの意思を尊重し決して無理強いは致しません。
患者さん自身が十分納得されなければ手術は致しませんので不安な点などありましたら診察時にご相談ください!