この記事のお読みの方は、「最近大陰唇がたるんでいる」「どうして大陰唇が垂れてしまうんだろう」「大陰唇のたるみはどうすれば治るのか」「そもそも治した方がいいのか」といったお悩みをお持ちの方や、そこまで明確に認識していなくても、「何となく女性器がたるんできているな」とお感じの方が多いのではないでしょうか。
そこでこの記事では、大陰唇のたるみの原因やその症状、たるんでしまった場合の対処法について、詳しく解説します。
目次
大陰唇とは?
そもそも大陰唇とは、女性器の外側に位置する、脂肪でふっくらとした左右一対の部位のことを指します。尿道や膣など、大事な部分を外部の刺激から守る役割を果たしています。
また、大陰唇の大きさ、色や形、あるいは皮膚のハリには個人差があります。
大陰唇のたるみの原因
そんな大陰唇に関してよくあるお悩みが「たるみ」です。
ちょっとした理由でたるんでしまうので、お悩みの方が多いのも不思議ではありません。
そこでまずは、大陰唇のたるみの主な原因を4つご紹介します。
生まれつき
大陰唇のたるみの原因1つ目は、「生まれつき」です。
大陰唇に限らず、人には生まれつき体型に個人差があります。
大陰唇も同様で、人によってふっくらしていたり、脂肪が少なくフラットだったり、生まれつきたるみが目立ってしまったりします。
大陰唇が小さすぎると、座っているだけで痛みを感じたり、性行為に及ぶ際に擦れて痛みを感じたりといった悩みが生じることになります。
一方で、大陰唇がたるんでいると、見た目が気になってしまい、着る下着を選ばざるを得なかったり、性行為に対して積極的になれなかったりします。
加齢
こちらも大陰唇に限った話ではありませんが、年を取っていくと、皮膚がたるんでいってしまうものです。
大陰唇の場合は、特に見えやすく気になりやすい部位であるため、より一層加齢によるたるみを感じやすくなります。
ダイエットなどの体重の変化
ダイエットの経験がある方は体感したことがあるかと思いますが、急激に痩せたり、逆に急激に太ったり、体重が大きく変化すると、二の腕などの皮膚がたるみます。
これは大陰唇の場合も同様で、体重の変化を理由として大陰唇がたるむケースが見られます。
逆に急激なダイエットなどで、大陰唇が一気に痩せてしまうケースもあり、こうなると小陰唇が露出して不具合が生じることがあります。
出産
大陰唇のたるみ、最後にご紹介する4つ目の原因は、出産です。
出産に際しては、胎児が膣を通過して体外に出るため、一時的に膣の穴が膨らみます。
その後完全に元の状態に戻れば問題ありませんが、出産により引っ張られ、伸びすぎてしまった大陰唇が完全に元に戻らなかった場合には、これがたるみにつながります。
大陰唇がたるんでいると起こるデメリット
上記のように、大陰唇は意外と簡単な理由でたるんでしまいますが、大陰唇がたるんでいるとどのようなデメリットがあるのでしょうか。
ここでは、大陰唇がたるんでいる場合に起こるデメリットを3つご紹介します。
菌が繁殖しやすい
大陰唇がたるんでいることのデメリット1つ目は、菌が繁殖しやすくなることです。
大陰唇のハリがなくなり、たるみが目立つようになると、その内側にある小陰唇が露出することになります。
そうすると、大陰唇からはみ出した小陰唇の間に垢が付着しやすくなり、菌の繁殖や悪臭などの原因になりかねません。
皮膚が邪魔して生活しづらい
大陰唇がたるんでくると、ことあるごとにたるんだ大陰唇が邪魔になりがちです。
下着を履いたときに違和感を覚えるようになったり、それが原因で肌に密着するタイプの下着を履けなくなったり、あるいは、自転車のサドルに皮膚が挟まって痛みを感じたりと、ふとした瞬間に生活のしづらさを感じてしまいがちです。
見た目が気になって自信がもてない
また、大陰唇は女性器の中でも目立ちやすい部位であるため、大陰唇がたるんでくると、見た目が気になってしまい、気兼ねなく性行為ができなくなったり、パートナーの目を気にして自信を失くしてしまったりと、大陰唇のたるみは精神的な面でも悪影響を与える可能性があります。
たるみを解消する大陰唇縮小手術
では、上記のような悩みをもたらしうる大陰唇のたるみを解消するには、どのような手段があるのか、ご紹介します。
最も効果的な方法は、大陰唇縮小手術です。
大陰唇縮小手術は、メスを使った外科手術で、大陰唇の大きく伸びてしまった皮膚を切除することにより、ハリのある女性器を取り戻せる可能性があります。
また、たるみやしわといったお悩みだけでなく、左右で形や大きさが異なる場合でも、手術によって整形できるので、見た目のコンプレックスをお持ちの方にもおすすめの治療法です。
個人差はありますが、局所麻酔を使用するため、施術中の痛みは少なく済みます。
また、見た目のコンプレックスを改善することにより、生活の質の向上にもつながります。
そのため、大陰唇縮小手術は、ことの他気軽に受けられる手術であり、日常生活にもたらす影響が意外と大きいので、少しでもお悩みの方は、ぜひ受けられることをおすすめします。
まとめ
以上、大陰唇のたるみについて、その原因とデメリット、解消方法について解説しました。
大陰唇のたるみの原因は様々で、女性が一般的な生活を送っていても起こりがちです。
つまり、想像以上に多くの女性が大陰唇のたるみに悩まされているということです。
そのうえ、大陰唇のたるみが日常生活にもたらす悪影響はことのほか大きいです。
大陰唇のたるみに少しでもお悩みをお持ちなら、ぜひお気軽に吉沢クリニックにお問い合わせください。
施術経験豊富な医師が、丁寧にカウンセリングいたします。